すぎだまの話。
こんにちはー。
まちづくり推進センターのやまきです。
皆さんはよく、造り酒屋の軒先に
こんなまる~い物体が吊されているのを
見たことがありませんか?
ちなみにこちらは日吉町にある
「
酒田酒造」(上喜元)さんにもの。
けしてハチの巣ではありませんヨ。
これは実は「
杉玉」(すぎだま)といって、
杉の葉を丸く固めたものです。
(お酒好きの方なら、きっと知ってる方も多いですね)
お酒の神さまにその年の酒造りのご加護を願う
風習で続けられているものなんだとか。
“
酒琳”(さかばやし)ともいうそうです。
通常、一年で最も気温の低い
12月頃から3月頃にかけて仕込まれる日本酒。
杉玉は仕込み時期に入って、
最初のお酒が搾られたときに
取り替えられて、青々とした杉玉になります。
つまり、青い杉玉が出る頃は
「今年の新酒ができました。よろしくお願いします。」
という、酒蔵さんのメッセージなんですね~^^
ちなみに取り替え前の杉玉はこんな感じでした。
↑1年で色がだいぶ変わるんですね~。
造り酒屋の前を通りがかったら、
ちょっと目を向けてみてくださいね^^。
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